塗壁・漆喰・聚楽壁・タイル・ブロック、左官工事、承ります

            きれいに仕上がりました。　ただ仕上げるのならば真壁のほうがもちろん楽なんですけど、こんな大壁は苦労するけど達成感がちがいますね。とりあえずどこから塗ろうか考えます。頭を悩ませてうまく仕上がった壁はうれしいです。きれいに仕上げるにはやっぱり下地が命です。乾きムラの無い下地にしとかないとだめですね。しっくいは押さえて仕上げるのが多いので乾きムラがあるときれいにならないです。　　しっくいは二酸化炭素を吸って、ゆっくりと硬化していくので乾くのは少しおそいですが、すごく強固になる材料なんです。　　　　塗り壁はいい風格がでてくれますね。　　たのしい現場でした。

        大壁で手間のかかるやつは、３人で仕上げました。入り隅、出隅、飾り棚がある大壁は１人では、できないんで協力が大事です。。１人だと、きりのいいとこまで塗っている間に最初のとこが乾いてしまって、手遅れになるんで協力しないと無理です。　１人しかいないときは１人でできる壁しか塗りませんね。　水がある程度引いて、押さえるときは光を当てながら、そしたらコテムラがわかりやすくなるので、暗いときは、特に照らしながら押さえます。　部屋を見ると、太陽の日差しが入ってコテムラがわかりやすい壁はわかるので特に注意します。それと部屋に付くライトのことを考えます。　　天井をやっているときはやっぱり、首と肩にきましたね。足場から落ちないように、足元も注意で。  

         ジョイント処理を終え、下地塗りです。　仕上げのときに乾きムラができないよう、全面塗って、２，３日乾かしてから仕上げに入ります。　仕上げの、しっくいは練ってしまって、練り置きしておきます。材料がしっかり水を吸って、材料のだまがなくなり、塗りやすくなります。水をはって、密閉しておけば、何日でも大丈夫です。          

    しっくいを塗って仕上げる予定です。　まずは、ボードのジョイント処理です。継ぎ目がでにくいように、テープを貼って、その上にメッシュテープを貼っていきます。そしてひびが入らないように！　それから下地を塗ります。    

    釘が貫通して、裏の白壁まで穴があいてしまったそうです。   　直した箇所は、絶対わかるので、こんなふうにしてみました。 上塗りは、少しぶつけたから直してと言われても、すごく難しいんです。全面塗りなおすこともあります。ぶつけた所だけ直してもだいたいは、わかります。なので補修は悩むんです。こんな補修もありかなと思い、やってみました。しっくいの、もみじです。