塗壁・漆喰・聚楽壁・タイル・ブロック、左官工事、承ります

        墓のまわりを仕上げてきました。化粧ブロックで土留めと、花壇を作りました。そしてコンクリ金ごて仕上げです。ここの墓地は通路があまり整備されていない所でしたので、材料の運搬やコンクリの打設が大変でした。電気は発電機、水は近くの水場から用意です。水場がなければ運んでこなければならないとこでした。　　となりとの境界もはっきりして、階段もついて、いい具合になりました。すっきりすると広くなった感じがしますね。    

        じゅらく壁の塗り替えです。数日前に、古壁を落としました。そして下地処理をしておきます。じゅらく壁をはがす時は、養生から始まります。それから壁に水をゼリー状にしたものを塗ってはがしていきます。　水分を含むとはがしやすくなり、そのままはがすより粉が舞いません。　　きれいにはがし終ってから、下地処理をして乾燥させます。古壁は、状態によってはがさない時もあります。　　そして、上塗りに入ります。この時は３日後くらいに上塗りをしました。夏場と冬場で乾燥じかんはだいぶ違います。　　じゅらく壁は塗ってから数日でかわきます。それまではできるなら、よく換気をしたほうが、乾きも早くていいです。壁を塗り替えると、また空間がガラッと変わりますね。　　　じゅらくは、天然の色土・木粉・珪藻土などが配合されたもので、いろんな色があり、落ち着きのある風雅な梨肌に仕上がります。

　　　   　 　  玄関は石で、すっきりと重みある仕上がりになりました。　アプローチは施主さんの考えを取り入れ、ふち石、ピンコロ、砕石の洗い出しで、すごくいい感じ。　　階段は、モルタルボーダーをとって、錆石の洗い出しで仕上っています。　これで庭も整えば、いい空間になります。    

    手前は石を張って仕上げの予定で、奥の階段は、モルタルでボーダーをとって、中を洗い出しの予定です。アプローチは考え中。  

          勝手口の入り口、モルタル仕上げです。シビをきる、といって溝をつくって仕上げるやりかたです。化粧的な意味と、ひびをこのみぞに誘発させるという思いから、シビをきったりします。